保護中: 羽根田 卓也
Takuya Haneda
競技:カヌー
スラローム/ミキハウス所属
幼少期からスポーツ一家で育ち、7歳から9歳までは器械体操に取り組む。その後、9歳で父と兄の影響を受けてカヌースラロームを始める。世界の舞台で活躍することを志し、高校卒業後すぐにカヌー強豪国スロバキアへ単身渡航。言語や文化の壁を乗り越えながら競技に打ち込み、人間的にも大きな成長を遂げた。
2008年の北京オリンピックに初出場して以降、ロンドン(2012)、リオデジャネイロ(2016)、東京(2021)、パリ(2024)と、5大会連続でオリンピックに出場。2016年リオデジャネイロ大会では、カヌースラローム競技において日本人、さらにはアジア人として初めて銅メダルを獲得し、日本におけるカヌー競技の存在を広く知らしめる契機となった。
学業面では、スロバキアのコメニウス大学で体育スポーツ学を学び、大学院を修了。わずか1年でスロバキア語を習得するなど、異国の地での挑戦を学問と競技の両立へと結実させた。
現在は競技活動と並行して、日本オリンピック委員会(JOC)の理事、アスリート委員長としても活動。アスリートの視点を社会に還元し、日本スポーツ界の発展に積極的に貢献している。
著書に、自身の経験や哲学を綴ったエッセイ集『voda 水の呼吸』がある。
- 生年月日
- 1987年7月17日
- 出身地
- 愛知県
- 現在の職業
- 現役選手


